新型コロナウイルス感染症の拡大に対しての介護事業所からの緊急要請を実施します
新型コロナウイルス感染症の『第11波』の中、5類指定となったことで国や自治体からの各種支援がなくなりました。そんな中で新潟勤医協と坂井輪会の事業所でクラスターが発生しています。
これらの法人では、新潟市高齢福祉課に直接、抗原検査キットとN95マスクの至急を要請しましたが、前向きな返答はありませんでした。
これに対し、県社保協と民医連で、県内の1,435事業所に向けて、要請書に賛同いただけるようであれば、事業所名を記載していただけるように「お願い文書」を送付しました。
お盆明けには、新潟県春闘共闘会議と新潟地区春闘共闘会議とも共闘し、新潟県、新潟市への要請行動を実施する予定です。
(事業所に送ったお願い分)
コロナ第11波の中、利用者のいのちと生活を守るため、日々ご尽力されていることに敬意を表します。
さて、私たちの団体に加盟する複数の介護・福祉事業所で、クラスターが発生しています。これに対し、急ぎ県や市に「コロナ抗原検査キット、N95マスク」の再支給を求めましたが、良い返事はありませんでした。また感染者発生時の抗ウイルス剤処方においても高額であるため、支払いについてご家族の確認が必要であったり、秋から予定されているワクチン接種についても自己負担の問題で接種できない方が増えるのではないかと懸念されます。
皆様の事業所も要望があるのではないか思います。
ご賛同いただき、皆さまからの「要望の声」をお聞かせ願えればと存じます。新潟市及新潟県への要望書提出と合わせて提出させていただきます。
(県と新潟市への要請内容)
1.感染拡大や高齢者施設等でのクラスター発生、医療機関のひっ迫などの状況について、
県や市として積極的に発信してください
2.高齢者施設や障がい者施設への抗原検査キット、N95マスクの配布を再開してください
3.コロナワクチンの自己負担への補助をしてください
4.新型コロナ治療薬の自己負担への助成を行うよう、国に求めてください
お知らせ一覧へ